けんろくえん調査
今回は、金沢市にある日本庭園、兼六園(けんろくえん)を調査☆
兼六園は、江戸時代、加賀藩の藩庭として造られた池泉回遊式庭園。
広さは、約3万坪もあり、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つとしても知られています♩
兼六園の名称は、「宏大」と「幽遂」、「人力」と「蒼古」、「水泉」と「眺望」というそれぞれ相反する六勝をすべて兼ね備えているところからつけらたそうです。
どんな感じのお庭なのか気になりますよね〜(´▽`)
では早速、真弓の木に由来してつけられたという「真弓坂」から入ってみることにしましょう。
この兼六園は、高台を利用して造られているのですが、この真弓坂を登ってさらに小高い山を越えた先まで進むと、庭の中心部に広大な池「霞ヶ池」が広がっているので、まずはそこから行ってみることに♩
なんということでしょう(≧∇≦) 細い小径を抜けた先にはこんな美しい景色が!!
水がと〜っても澄んでいて綺麗!!
実はこの池の水、電動ポンプも無い時代に犀川の自然の水をおよそ10キロ上流の東岩取水口から、勾配差を利用しながらここまで引き込んでいるという先人の素晴らしい知恵によって実現しています!
この時代の大名庭園、庭に対する並々ならぬ情熱をうかがい知る事ができますよね〜☆
そしてこちらは、兼六園のシンボルとしてもよく知られている2本脚の灯籠「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。
うわ〜♩やはり絵になります(≧∇≦)
でもうちの調査隊、気になるのは池の中の魚ばかり(^^;;
そこ、振り返ってみるとイイ景色なんだけどな〜(;^_^A
さらにこの場所、庭の外側に目を向ければ左手には金沢市街から遠く日本海が広がり、まさに180度のパノラマが楽しめる眺望台となっていて、ホント町の中心地で高台に造られているのだな〜ということを実感できます♩
次に、霞ヶ池から蓮池門方面へ少し坂を下った辺りに、日本最古といわれる噴水があるというので見てみることに☆
こちらは、噴水より高い位置にある霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差を利用した自然の水圧で吹き上がっているということで、電気ポンプなどは一切使われておりません。
水の高さは通常約3.5mあるそうですが、当時作ったものが今も現役で動いており、江戸時代の技術の高さには本当に驚かされますよね(*^_^*)
この他にも、曲水の流れや山、兼六園菊桜や梅林、建造物などなどオススメの箇所は山ほど有るのですが、今回はほんの一部だけをご紹介しました♩
兼六園は、雪がとても似合うお庭とも言われています。
季節を変えて何度か通ってみると、またガラッと違う様相のお庭に出会う事ができて楽しいと思います♩
ぜひ金沢に行かれた際は、日本の美がギッシリと詰まっているこの兼六園にも足を運んでみていただいて、江戸当時のことも少し思い浮かべながら実際にお庭を肌で感じでみてはいかがでしょうか☆彡
かなりオススメですよ〜!!